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【令和5年度・北海道東北③】登録販売者過去問解説【人体の働きと医薬品】

過去問題・解説

問 11
中枢神経系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 脊髄は、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを脊髄反射と呼ぶ。
b 延髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢等がある。
c 中枢は、末梢からの刺激を受け取って統合し、それらに反応して興奮を起こし、末梢へ刺激を送り出すことで、人間の身体を制御している。
d 脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が低く、タンパク質などの大分子や小分子でもイオン化した物質は、血液中から脳の組織へ移行しやすい。

a b c d
1 正 正 正 誤
2 正 誤 正 正
3 正 誤 誤 正
4 誤 正 正 誤
5 誤 正 誤 正

【正解1】
a○
b○
c○
d×脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が「高く」、タンパク質などの大分子や小分子でもイオン化した物質は、血液中から脳の組織へ移行「しにくい」。

問 12
次の記述は、自律神経系に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンであり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンである。
b 通常、交感神経系と副交感神経系は、互いに拮抗して働く。
c 目では、交感神経系が活発になると瞳孔が収縮する。
d 胃では、副交感神経が活発になると胃液の分泌が亢進する。

1(a、c) 2(a、d) 3(b、c) 4(b、d)

【正解4】
a×交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質は「ノルアドレナリン」であり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質は「アセチルコリン」である。
b○
c×目では、交感神経系が活発になると瞳孔が「散大」する。
d○

問 13
医薬品の有効成分の吸収に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 一般に、内服薬の有効成分の消化管からの吸収は、濃度の高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象である。
2 内服薬の有効成分の吸収量や吸収速度は、消化管内容物や他の医薬品の作用によって影響を受ける。
3 鼻腔粘膜の下には毛細血管が豊富なため、点鼻薬の成分は循環血液中に移行しやすい。
4 アレルギー反応は微量の抗原でも生じるため、点眼薬や含嗽薬でもショック(アナフィラキシー)等のアレルギー性副作用を生じることがある。
5 坐剤は、内服の場合よりも全身作用が現れるのが遅い。

【正解5】
坐剤は、内服の場合よりも全身作用が「速やか」に現れる。

問 14
次の記述は、薬の代謝及び排泄に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 経口投与後、消化管で吸収された医薬品の有効成分は、全身循環に入る前にリンパ管を経由して肝臓を通過する。
b 医薬品の有効成分と血漿タンパク質との複合体は、腎臓で濾過されないため、この複合体が形成されると、有効成分が長く循環血液中に留まることとなり、作用が持続する原因となる。
c 肝初回通過効果とは、全身循環に移行する有効成分の量が、消化管で吸収された量よりも、肝臓で代謝を受けた分だけ少なくなることをいう。
d 医薬品の有効成分は、未変化体のままで、あるいは代謝物として体外へ排出されるが、肺から呼気中へ排出されることはない。

1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d)

【正解4】
a×経口投与後、消化管で吸収された医薬品の有効成分は、全身循環に入る前に「門脈という血管」を経由して肝臓を通過する。
b○
c○
d×有効成分は未変化体のままで、あるいは代謝物として、腎臓から尿中へ、肝臓から胆汁中へ、又は「肺から呼気中へ排出される」。

問 15
医薬品が原因となる肝機能障害に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 軽度の肝機能障害の場合は自覚症状がなく、健康診断等の血液検査で初めて判明することが多い。
b 黄疸は、ビリルビンが血液中へ排出されず、胆汁中に滞留することにより生じる。
c 医薬品により生じる肝機能障害は、中毒性のものと、アレルギー性のものに大別される。
d 原因と考えられる薬物を漫然と使用し続けると、不可逆的な病変(肝不全)を生じ、死に至ることがある。

a b c d
1 誤 正 誤 誤
2 正 誤 正 正
3 誤 正 正 誤
4 正 正 誤 正
5 誤 誤 正 正

【正解2】
a○
b×黄疸とは、ビリルビンが「胆汁」中へ排出されず、「血液」中に滞留することにより生じる。
c○
d○

問 16
医薬品の剤形に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a カプセル剤は、カプセル内に散剤や顆粒剤、液剤等を充填した剤形であり、内服用の医薬品として広く用いられている。
b 散剤を服用するときは、飛散を防ぐため、あらかじめ少量の水(又はぬるま湯)を口に含んだ上で服用したり、何回かに分けて少しずつ服用するなどの工夫をするとよい。
c 口腔内崩壊錠は、薬効を期待する部位が口の中や喉であるものが多く、飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用する。
d 軟膏剤は、油性の基剤で皮膚への刺激が弱く、適用部位を水から遮断したい場合等に用いる。

a b c d
1 誤 正 正 誤
2 正 正 誤 誤
3 誤 誤 正 正
4 正 正 誤 正
5 正 誤 正 正

【正解4】
a○
b○
c×記述は、「トローチ、ドロップ」の内容である。
口腔内崩壊錠は、「口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされているため、水なしで服用することができる」。
d○

問 17
全身的に現れる医薬品の副作用に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。

1 ショック(アナフィラキシー)は、生体異物に対する即時型のアレルギー反応の一種であるが、発症後の病態の進行は比較的緩やかである。
2 皮膚粘膜眼症候群は、発症する可能性のある医薬品は限られるため、発症の予測は容易である。
3 中毒性表皮壊死融解症の症例の多くが皮膚粘膜眼症候群の進展型とみられる。
4 偽アルドステロン症は、体内にカリウムと水が貯留し、体からナトリウムが失われることによって生じる病態である。

【正解3】
1×発症後の病態の進行は「非常に速やか」である。
2×発症する可能性のある医薬品の種類が「多い」ため、発症の予測は「極めて困難」である。
3○
4×体内に「ナトリウム」と水が貯留し、体から「カリウム」が失われることによって生じる病態である。

問 18
精神神経系に現れる医薬品の副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 眠気を催すことが知られている医薬品を使用した後は、乗物や危険な機械類の運転作業に従事しないように十分注意することが必要である。
b 無菌性髄膜炎は、早期に原因医薬品の使用を中止しても、予後は不良となることがほとんどである。
c 無菌性髄膜炎は、医薬品の副作用が原因の場合、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎疾患がある人で発症リスクが高い。
d 心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい、浮動感(体がふわふわと宙に浮いたような感じ)、不安定感(体がぐらぐらする感じ)等が生じることがある。

a b c d
1 正 正 正 正
2 誤 正 正 正
3 正 誤 正 正
4 正 正 誤 正
5 正 正 正 誤

【正解3】
a○
b×早期に原因医薬品の使用を中止「すれば、速やかに回復し、予後は比較的良好である」ことがほとんどである。
c○
d○

問 19
循環器系及び泌尿器系に現れる医薬品の副作用に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 うっ血性心不全とは、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、肺に血液が貯留して、種々の症状を示す疾患である。
2 不整脈とは、心筋の自動性や興奮伝導の異常が原因で心臓の拍動リズムが乱れる病態である。
3 副交感神経系の機能を亢進する作用がある医薬品を使用すると、膀胱の排尿筋の収縮が抑制され、尿が出にくい、残尿感がある等の症状を生じることがある。
4 膀胱炎様症状では、尿の回数の増加、排尿時の疼痛、残尿感等の症状が現れる。

【正解3】
副交感神経系の機能を「抑制」する作用がある医薬品を使用すると、膀胱の排尿筋の収縮が抑制され、尿が出にくい、残尿感がある等の症状を生じることがある。

問 20
次の記述は、呼吸器系に現れる副作用に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a 間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が炎症を起こしたものである。
b 間質性肺炎は、一般的に医薬品の使用開始から1~2時間程度で起きることが多い。
c 間質性肺炎は、症状が一過性に現れ、自然と回復することもあるが、悪化すると肺線維症(肺が線維化を起こして硬くなる状態)に移行することがある。
d 喘息は、合併症の有無にかかわらず、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失しても症状は寛解しない。

1(a、b) 2(a、c) 3(b、c) 4(b、d) 5(c、d)

【正解2】
a○
b×一般的に医薬品の使用開始から「1~2週間」程度で起きることが多い。
c○
d×「合併症を起こさない限り」、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛解「する」。
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