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【令和3年・関西広域③】登録販売者過去問解説【人体の働きと医薬品】

過去問題・解説

「人体の働きと医薬品」の学習目的はこれ!

身体の構造と働き、薬の働く仕組み、副作用の症状等に関する基本的な知識を、購入者への情報提供や相談対応に活用できること

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それでは解説スタートです!

人体の働きと医薬品(全20問)

問 61
消化器系に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 消化管は、口腔から肛門まで続く管で、口腔、咽頭、食道、胃、小腸、大腸、肛門が含まれる。
b 歯冠は、歯頚を境に口腔に露出する部分であり、表面は、エナメル質で覆われている。
c 膵臓は、消化腺の一つであり、炭水化物、タンパク質、脂質のそれぞれを消化するすべての酵素の供給を担っている。
d 嚥下の際には、喉頭の入り口にある喉頭蓋が反射的に開くことにより飲食物が食道へと送られる。

a b c d
1 正 誤 正 正
2 正 正 正 誤
3 正 正 誤 誤
4 誤 正 誤 正
5 誤 誤 正 正

【正解2】
a○
b○
c○
d×
喉頭蓋が反射的に「閉じる」ことにより、飲食物が食道へと送られる。

問 62
呼吸器系に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 喉頭から肺へ向かう気道が、左右の肺へ分岐するまでの部分を気管という。
b かぜやアレルギーのときに大量に分泌される鼻汁には、リゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。
c 肺自体には肺を動かす筋組織があり、それらが弛緩・収縮することによって呼吸運動が行われている。
d 肺では、肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から酸素が肺胞気中に拡散し、二酸化炭素が血液中の赤血球に回収される。

a b c d
1 正 正 誤 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 誤 誤
4 誤 誤 正 正
5 誤 誤 正 誤

【正解1】
a○
b○
c×
肺自体には肺を動かす筋組織が「ない」ため、「横隔膜や肋間筋によって拡張・収縮して」呼吸運動が行われている。
d×
心臓から送られてくる血液から「二酸化炭素」が肺胞気中に拡散し、「酸素」が血液中の赤血球に回収される。

問 63
循環器系に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 心臓の内部は4つの空洞に分かれており、心室で血液を集めて心房に送り、心房から血液を拍出する。
b 肺でのガス交換が行われた血液は、心臓の右側部分(右心房、右心室)に入り、そこから全身に送り出される。
c 血液は、血漿と血球からなり、血漿は、血液全体の約90%を占める。
d 消化管壁を通っている毛細血管の大部分は、門脈と呼ばれる血管に集まって肝臓に入る。

a b c d
1 正 正 誤 誤
2 誤 正 正 誤
3 誤 誤 正 正
4 誤 誤 誤 正
5 正 誤 誤 誤

【正解4】
a×
「心房」で血液を集めて「心室」に送り、「心室」から血液を拍出する。
b×
心臓の「左側部分(左心房、左心室)」に入り、そこから全身に送り出される。
c×
血漿は、90%以上が水分からなる。
d○

問 64
脾臓及び腎臓に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 脾臓の主な働きは、脾臓内を流れる血液から古くなった赤血球を濾し取って処理をすることである。
b 脾臓にはリンパ球が増殖、密集する組織(リンパ組織)があり、血液中の細菌やウイルス等の異物に対する免疫応答に関与する。
c 腎小体では、肝臓でアミノ酸が分解されて生成する尿素など、血液中の老廃物が濾過される。
d ネフロンは、腎臓の基本的な機能単位であり、腎小体と糸球体とで構成される。

a b c d
1 正 誤 正 正
2 正 正 正 誤
3 正 正 誤 誤
4 誤 正 誤 正
5 誤 誤 正 正

【正解2】
a○
b○
c○
d×
ネフロンは、腎小体と「尿細管」とで構成される。

問 65
リンパ系に関する記述について、正しいものの組合せを一つ選べ。

a リンパ液は、血漿とほぼ同じ成分からなるが、リンパ球を含み、タンパク質が多い。
b リンパ管は、互いに合流して次第に太くなり、最終的に、鎖骨の下にある静脈につながる。
c リンパ節の内部にはリンパ球やマクロファージ(貪食細胞)が密集していて、組織中に侵入した細菌、ウイルス等の異物が、免疫反応によって排除される。
d リンパ液の流れは、リンパ系内に存在するポンプ器官の働きによるものであり、流速は血流に比べて緩やかである。

1(a、b) 2(a、d) 3(b、c) 4(c、d)

【正解3】
a×
リンパ液は、血漿とほぼ同じ成分からなるが、リンパ球を含み、タンパク質が「少ない」。
b○
c○
d×
リンパ液の流れは主に「骨格筋の収縮」によるものであり、流速は血流に比べて緩やかである。

問 66
感覚器官に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 雪眼炎は、眼球が紫外線を含む光に長時間曝されることにより、主に硝子体の上皮が損傷を起こした状態である。
b 視細胞が光を感じる反応にはビタミンCが不可欠であるため、ビタミンCが不足すると夜盲症を生じる。
c 耳は、外耳、中耳、内耳からなる。内耳にある鼓室の内部では、互いに連結した微細な3つの耳小骨が鼓膜の振動を増幅している。
d 副鼻腔に入った埃等の粒子は、粘液に捉えられて、線毛の働きによって鼻腔内へ排出される。

a b c d
1 正 誤 正 誤
2 正 誤 誤 正
3 誤 誤 正 誤
4 正 正 誤 誤
5 誤 誤 誤 正

【正解5】
a×
硝子体ではなく、「角膜」である。
b×
ビタミンCではなく、「ビタミンA」である。
c×
鼓室は、内耳ではなく、「中耳」にある。
d○

問 67
皮膚に関する記述について、正しいものの組合せを一つ選べ。

a 外皮系は、皮膚、皮膚腺、角質の総称である。
b 皮膚は、表皮、真皮、皮下組織からなり、このうち皮下組織は、角質細胞と細胞間脂質で構成されている。
c メラニン色素は、表皮の最下層にあるメラニン産生細胞で産生され、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。
d 汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺があり、エクリン腺は体臭腺である。

1(a、b) 2(a、c) 3(b、d) 4(c、d)

【正解2】
a○
b×
「表皮にある角質層」は、角質細胞と細胞間脂質で構成されている。
c○
d×
「アポクリン腺」は体臭腺である。

問 68
骨組織に関する記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組合せを一つ選べ。
骨は生きた組織であり、骨吸収と骨( a )とが互いに密接な連絡を保ちながら進行し、繰り返されることで骨の新陳代謝が行われる。骨組織を構成する無機質は、主に炭酸カルシウムや( b )カルシウム等の石灰質からなる。
1 a代謝  b乳酸
2 a破壊  b乳酸
3 a形成  bリン酸
4 a形成  b乳酸
5 a破壊  bリン酸

【正解3】
骨は生きた組織であり、骨吸収と骨( a形成 )とが互いに密接な連絡を保ちながら進行し、繰り返されることで骨の新陳代謝が行われる。骨組織を構成する無機質は、主に炭酸カルシウムや( bリン酸 )カルシウム等の石灰質からなる。

問 69
筋組織に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 関節を動かす骨格筋は、関節を構成する骨に腱を介してつながっている。
b 心筋の筋線維には、骨格筋のような横縞模様がある。
c 平滑筋と心筋は、自分の意識どおりに動かすことができない筋組織である。
d 骨格筋は自律神経系、不随意筋は体性神経系に支配されている。

a b c d
1 正 正 誤 正
2 誤 誤 正 誤
3 正 正 正 誤
4 正 誤 正 誤
5 誤 正 誤 正

【正解3】
a○
b○
c○
d×
骨格筋は「体性神経系」、不随意筋は「自律神経系」に支配されている。

問 70
脳や神経系の働きに関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。

a 中枢神経系は脳と脊髄から構成され、脳は脊髄と、前庭でつながっている。
b 脳において、血液の循環量は心拍出量の約15%と多いが、ブドウ糖の消費量は全身の約1%と少ない。
c 医薬品の成分は、体内で自律神経系に作用し、副作用をもたらすことがある。
d 自律神経系は、交感神経系と副交感神経系からなり、多くの効果器に対し、交感神経と副交感神経の二つの神経線維が支配している。

a b c d
1 正 正 誤 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 誤 誤
4 誤 誤 正 正
5 誤 誤 正 誤

【正解4】
a×脳は脊髄と「延髄」でつながっている。
b×ブドウ糖の消費量は全身の約「25%と多い」。
c○
d○
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