- 効率の良い学習方法ってある?
- 間違った取り組みはしたくない
- 挫折はしたくない
登録販売者の学習を始めてみたいけど、失敗したくない
という人向けの記事です。
この記事でわかること
- 正しい勉強方法
- 合格のための重要ポイント
- やってはいけないこと
- 独学・通信講座のメリットデメリット
この記事では、これから登録販売者の勉強を始めようかな、学習中だけどうまく進まないな。
こんな人が「やるべきこと」と「やってはいけないこと」を理解して、合格までモチベーションを保つ方法を解説します。
登録販売者試験合格に、重要な3つのこと
登録販売者合格に必要な学習時間は、おおよそ200~260時間程度。
1日1時間の勉強なら8か月、1日2時間の勉強ならば4か月で合格できるイメージです。
この長いような短いような微妙な期間、モチベーションを維持するために、必要なのはこの3つ。
❷完璧主義を捨てる
❸とにかく手を動かす
順番に説明していきますね
1・楽しみながら学ぶ
登録販売者の学習は楽しいです。
医薬品や健康といった日常生活にまつわる要素について学ぶため、比較的楽しみながら勉強できると思います。
医薬品を扱うからには、人体にどんな作用があるのか理解しておかなくてはいけません。
私は看護師資格のときから自分の身体と照らし合わせ、臓器や体の機能に対し医薬品がどのように作用するのか面白さを感じていました。
人体の部位は図などを見ながら、落書き感覚で絵を描いて学んでいくと楽しめます。
感じ方は人それぞれだと思いますが、やはり登録販売者の知識は役に立つだけでなく、楽しいです
もしかしたら、この記事を読んでいる人の中には職場の規定でイヤイヤ勉強をはじめる人もいるかもしれません。
そんな人にもまずは、「薬って面白そう!」と思ってもらえそうな本を一冊紹介しておきます。
薬や成分に興味がない人に、立ち読みでもいいのでぜひ読んで欲しい本です
2・完璧主義を捨てる
楽しみながら学べれば、合格は約束されたようなものだと思いますが、あと2つポイントを紹介していきます。
まずは、完璧主義を捨てることです。
登録販売者の勉強が続かない人のほとんどは、完璧主義者です。
問題を理解しようと必死で、1つ分からないことがあると、なかなか次に進めません。
「最後までやったら理解できかも」と考えられず、途中で止まってしまいます。
反対に、登録販売者の学習をスイスイ進められるのは、ほどほどの理解でもとにかく進んでいける人です
つまり、「10問中、3問間違った…」と、間違えた3問にこだわらず「7問解けた!この調子で頑張ろう!」と思える人が有利というわけです。
できなかった3問にこだわっていては、あっという間にモチベーションを失ってしまいます。
登録販売者試験の合格点は、7割です。
完璧を目指す必要はありませんし、満点を取る必要もありません
出題数は120問もあるので、全てを完璧に答えようとすれば時間切れになるかもしれません。
まずは完璧主義を捨て、わからない問題は飛ばしましょう。
数問落としたくらいでは不合格になりません。7割の理解で「大丈夫!」と学習を進めて欲しいと思います。
3・とにかく手を動かす
3つめは、とにかく手を動かすことです。
登録販売者試験の秘訣は「とにかく数をこなす」こと。暗記も必要ですが、出題のクセを感覚で覚えることも重要です。
- 問題よりも、テキストの通読をメインに学習する
- アタマの中だけで考えて解く
こういう学習方法は、ほぼ失敗します。
大事なのは
- テキストはそこそこに、過去問をメインに学習する
- アタマよりも、手を動かす
ことです。
頭の中で考えるだけでは、内容は頭に入りません。
手を動かし学習することで、記憶は定着しやすくなり学習効率は上がります。
登録販売者の学習中に、やってはいけない3つのこと
ここからは、やってはいけない3つのポイントを紹介します。
❷予算を決めずに学習を開始する
❸つまづいた時の解決策がない
順番に説明していきますね
1・クオリティの低い教材を使う
登録販売者の資格は簡単ともいわれ、独学用の教材もたくさん出版されています。
基本的にどれもクオリティが高いので、教材探しに困ることはありません。
ただ、そこは毎年受験者が6万人以上いる超人気資格。
いい加減な内容の粗悪な教材も、ないわけではありません。
必ず口コミを確認して、マイナーな教材ではなく人気のある教材を使いましょう
※登販ラボでは、独学者にはこちらのテキスト&問題集をおすすめしています。
※令和3年度登録販売者試験の解答が全てわかるのはこの本だけ!
参考記事:【2022最新】登録販売者テキストおすすめ10選!
2・予算を決めずに学習を開始する
新しいことを始めるにはお金がかかります。登録販売者も例外ではありません。
後から「こんなに払いたくない!」とモチベーションが下がらないように、ちゃんと総コストを掴んでおきましょう。
勢いだけで始めるとやる気を失いかねません。
登録販売者の独学予算
●参考書:5,000円~10,000円
合計2.5万円程度ですね。
もう1つ、忘れてはいけないコストがあります。それは、学習に要した時間です。
人間が持つ色々な資源のなかで、時間こそが最も重要な資源です。これもしっかりと金銭換算しておきましょう。
- 時給1,000円
- 学習時間が200~260時間
とすると、金額にして20~26万円程度。
仮に、勉強をしないでアルバイトすれば、これだけ稼げた計算です。
受験料と勉強時間のコストを合算すると、約23万円~29万円程度かかることになるわけです。
もちろん、これだけコストをかけても「資格手当でモトを取れる!」ので、ぜひチャレンジしてください。
こういう計算をしてみると、時間をかけず、効率のよい勉強法がいかに重要かわかりますね
もちろん、リターンは資格手当や昇給ですが、勉強の効率が悪ければ学習時間は延びていき、コストはどんどんかさみます。
自分の勉強時間に対するコストを計算すると、途中であきらめたり、挫折する可能性はグッと減ると思います。
3・つまづいた時の解決策がない
予想外のできごとはストレスになります。
- 思ったよりも、問題が難しい
- テキストが自分に合わない
- どんなに調べても分からないところがある
- あとどれだけやればいいのかゴールが見えない
「何事も始めるには勢いが大事!」という意見もありますが、なにも準備をしてない人は、勉強を始めた時が勢いのピークです。
結局は、つまづいたときに、どうすれば良いかわからず立ち止まったり、めんどくさくなって諦めてしまいます。
やる気がドンドンなくなっていく…
もちろん、勢いがなければ新しいことは始められませんが、はじめからトラブルを想定して、対応を決めておくと良いでしょう。
具体的には、
- 思ったよりも、問題が難しい
→正しい学習法を知る必要がある - テキストが自分に合わない
→別教材の候補を調べる - どんなに調べても分からないところがある
→質問に答えられる人を探す - あとどれだけやればいいのかゴールが見えない
→通信講座のスケジュール通りにゴールを目指す
といった内容になりますが、せっかくなので全てを解決できる方法を紹介しておきますね。
登録販売者の学習は、通信講座が絶対にオススメ
色々と書いてきましたが、「通信講座を利用すること」が圧倒的なおすすめです。
私が、登録販売者の勉強で
- 独学での挫折
- 通信講座の学習
両方を体験した上での感想です。
通信講座のデメリットは、金銭面のコストだけ
対してメリットは、
- 合格率UP
- 学習の計画の立て方
- 本質が理解できる
- 時間の節約になる
- 挫折しにくくなる
など、たくさんあります。
結局、時間のコストやコスパで考えれば、通信講座の利用が最適解になるわけです。
独学のメリット・デメリット
独学のメリットは、お金が安く済む。これに尽きます。
デメリットは
- 間違った理解のまま学習が進む恐れ
- 分からない時に質問できない
- 学習の計画が立てにくい
- モチベーションが維持できない
など。あげるとキリがないですね。
このデメリットと通信講座に払うお金を天秤にかけて、本当に独学の方がお得かな…?ということです。
登録販売者の合格率は、約40%。
反対をいえば、6割が不合格になっているということです。
つまり登録販売者に落ちるのは、まったく珍しいことではなく独学ではかなり難易度が高いといえるのです。
※余談ですが、塾など行かず、独学で有名高校・大学出身者なら合格自体はできると思います。それでもなお、通信講座をおすすめするのは、「合格はしたけど実務で使える知識がない」人をたくさん見てきたからです。
通信講座のメリット・デメリット
メリットはたくさんありますが、突き詰めるとこの2つに行き着きます。
- 正しい理解で学習を進められる
(合格のための知識ではなく、実務で使えるレベルになる) - 合格率がアップする
デメリットは、やはり、お金がかかることです。
とはいえ、個人的には、やっぱり通信講座がおすすめです!
予算が確保できるなら、ぜひユーキャンを選んでください。
無料の案内資料を見るだけでも、「合格までのスケジュール」が立てられますよ。
独学で遠回りをして、無駄なコストをかけないようにしてくださいね
まとめ:登録販売者の学習は、思い切って通信講座で始めよう!
これから学習を始めるあなたは、思い切って通信講座を利用しましょう。
「ただ受かりたいだけ」なら、独学でも対応可能です。
けれども、「ちゃんと理解したい」「実際に使える知識を身につけたい」なら、圧倒的に通信講座ががおすすめ。
遠回りをしないために、そして、薬への苦手意識をつけてしまわないために、ぜひ通信講座を活用しましょう。
通信講座は複数ありますが、「登販ラボ」でおすすめしているのは、ユーキャンです。
重要なポイントを効率的に学べ、疑問をすぐに解決したい。使える知識を身に着けたい人に向いています。
重要なポイントを、しっかり理解して、確実に「合格」をねらいます。
ともあれ、まずはユーキャンの資料を見るといいと思います。相性がよさそうかどうか確かめてから、受講を決めましょう。
資料には、講座の詳細なカリキュラムや、学習量などが分かりやすくまとまっていて、ノウハウたっぷり。通信講座が、価格以外に難点がないという意味が、わかると思います。
興味のある人は、パンフレットだけでも見てくださいね
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