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【令和3年度・首都圏②】登録販売者過去問解説【人体の働きと医薬品】

過去問題・解説

「人体の働きと医薬品」の学習目的はこれ!

身体の構造と働き、薬の働く仕組み、副作用の症状等に関する基本的な知識を、購入者への情報提供や相談対応に活用できること

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それでは解説スタートです!

人体の働きと医薬品(全20問)

問21 消化器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 胆汁に含まれる胆汁酸塩(コール酸、デオキシコール酸等の塩類)は、脂質の消化を容易にし、また、脂溶性ビタミンの吸収を助ける。
b 膵臓は、消化腺であるとともに、血糖値を調節するホルモン(インスリン及びグルカゴン)等を血液中に分泌する内分泌腺でもある。
c ペプシノーゲンは、胃酸によって主に脂質を消化する酵素であるペプシンとなり、胃酸とともに胃液として働く。
d 肝臓は、横隔膜の直上に位置し、胆汁を産生する。

a b c d
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 誤 正
4 誤 正 誤 正
5 誤 誤 正 誤

【正解2】
a○
b○
c×ペプシノーゲンは胃酸によって「タンパク質」を消化する酵素であるペプシンとなる。
d×肝臓は、横隔膜の「直下」に位置する。

問 22 大腸に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 大腸は、盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなる管状の臓器で、内壁粘膜に絨毛がある。
b 大腸内には腸内細菌が多く存在し、腸管内の食物繊維(難消化性多糖類)を発酵分解する。
c 通常、糞便の成分の大半は食物の残滓で、そのほか、はがれ落ちた腸壁上皮細胞の残骸(15~20%)や腸内細菌の死骸(10~15%)が含まれ、水分は約5%に過ぎない。
d 大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンKを産生している。

1(a、b) 2(a、c) 3(b、c)
4(b、d) 5(c、d)

【正解4】
a×大腸の内壁粘膜には「絨毛がない」。
b○
c×通常、糞便の成分の大半は「水分」で、そのほか、はがれ落ちた腸壁上皮細胞の残骸(15~20%)や腸内細菌の死骸(10~15%)が含まれ、「食物の残滓」は約5%に過ぎない。
d○

問 23 呼吸器系に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 喉頭は、発声器としての役割もあり、呼気で喉頭上部にある声帯を振動させて声が発せられる。
b 喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管支といい、そこから肺の中で複数に枝分かれする部分を気管という。
c 肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から二酸化炭素が肺胞気中に拡散し、代わりに酸素が血液中の赤血球に取り込まれるガス交換が行われる。
d 肺自体に肺を動かす筋組織があるため、自力で膨らんだり縮んだりすることによって、拡張・収縮して呼吸運動が行われている。

1(a、b) 2(a、c) 3(b、c)
4(b、d) 5(c、d)

【正解2】
a○
b×喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を「気管」といい、そこから肺の中で複数に枝分かれする部分を「気管支」という。
c○
d×肺自体には肺を動かす筋組織が「ない」ため、自力で膨らんだり縮んだりするのではなく、「横隔膜や肋間筋によって」拡張・収縮して呼吸運動が行われている。

問 24 循環器系に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 心臓の内部は上部左右の心房、下部左右の心室の4つの空洞に分かれており、心室で血液を集めて心房に送り、心房から血液を拍出する。
b 静脈にかかる圧力は比較的高いため、血管壁は動脈よりも厚い。
c 単球は、血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、組織の中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれる。
d リンパ節の内部にはリンパ球やマクロファージ(貪食細胞)が密集していて、リンパ液で運ばれてきた細菌やウイルス等は、ここで免疫反応によって排除される。

1(a、b) 2(a、c) 3(b、c)
4(b、d) 5(c、d)

【正解5】
a×「心房」で血液を集めて「心室」に送り、「心室」から血液を拍出する。
b×静脈にかかる圧力は比較的「低い」ため、血管壁は動脈よりも「薄い」。
c○
d○

問 25 泌尿器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 尿細管では、原尿中のブドウ糖やアミノ酸等の栄養分及び血液の維持に必要な水分や電解質が再吸収される。
b 副腎皮質では、自律神経系に作用するアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌される。
c ネフロンは、腎小体と尿細管とで構成される腎臓の基本的な機能単位である。
d 男性は、加齢とともに前立腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難等を生じることがある。

a b c d
1 正 誤 正 正
2 正 正 誤 正
3 誤 正 正 誤
4 誤 誤 誤 正
5 正 誤 誤 誤

【正解1】
a○
b×副腎皮質ではなく、「副腎髄質」の内容。
c○
d○

問 26 目に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには扁平になり、遠くの物を見るときには丸く厚みが増す。
b 眼瞼は、むくみ(浮腫)等、全身的な体調不良(薬の副作用を含む)の症状が現れやすい部位である。
c 結膜の充血では白目の部分だけでなく眼瞼の裏側も赤くなるが、強膜が充血したときは眼瞼の裏側は赤くならない。
d 涙腺は上眼瞼の裏側にある分泌腺で、リンパ液から涙液を産生する。

1(a、b) 2(a、c) 3(b、c)
4(b、d) 5(c、d)

【正解3】
a×近くの物を見るときには「丸く厚みが増し」、遠くの物を見るときには「扁平」になる。
b○
c○
d×涙腺は上眼瞼の裏側にある分泌腺で、「血漿」から涙液を産生する。

問 27 鼻及び耳に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 鼻中隔の前部は、毛細血管が豊富に分布していることに加えて粘膜が薄いため、傷つきやすく鼻出血を起こしやすい。
b 鼻腔に隣接した目と目の間、額部分、頬の下、鼻腔の奥に空洞があり、それらを総称して副鼻腔という。
c 中耳は、外耳と内耳をつなぐ部分で、鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管からなる。
d 内耳は、平衡器官である蝸牛と、聴覚器官である前庭の2つの部分からなり、いずれも内部はリンパ液で満たされている。

a b c d
1 正 正 正 正
2 誤 正 誤 正
3 正 誤 誤 誤
4 正 正 正 誤
5 誤 誤 正 誤

【正解4】
a○
b○
c○
d×内耳は、「聴覚」器官である蝸牛と、「平衡」器官である前庭の2つの部分からなる。

問 28 外皮系に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a メラニン色素は、皮下組織にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。
b 毛球の下端のへこんでいる部分を毛乳頭といい、毛乳頭には毛細血管が入り込んで、取り巻く毛母細胞に栄養分を運んでいる。
c 立毛筋は、気温や感情の変化などの刺激により収縮し、毛穴が隆起する立毛反射(いわゆる「鳥肌」)が生じる。
d 汗腺には、アポクリン腺とエクリン腺の2種類があり、アポクリン腺は手のひらなど毛根がないところも含め全身に分布する。

1(a、c) 2(a、d) 3(b、c)
4(b、d) 5(c、d)

【正解3】
a×メラニン色素は、「表皮の最下層」にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生される。
b○
c○
d×汗腺には、アポクリン腺とエクリン腺の2種類があり、「エクリン腺」は手のひらなど毛根がないところも含め全身に分布する。
「アポクリン腺」は、腋窩(わきのした)などの毛根部に分布する。

問 29 骨格系及び筋組織に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 骨組織を構成する無機質(炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等)は骨の強靭さを保つ役割をもち、有機質(タンパク質及び多糖体)は骨に硬さを与える役割をもつ。
b 筋組織は筋細胞と結合組織からできているのに対して、腱は結合組織のみでできている。
c 不随意筋である平滑筋と心筋には、筋線維に骨格筋のような横縞模様がない。

a b c
1 正 誤 誤
2 誤 誤 正
3 誤 正 誤
4 正 正 誤
5 正 正 正

【正解3】
a×無機質は「骨に硬さを与え」、有機質は「骨の強靭さを保つ」。
b○
c×平滑筋には横縞模様がないが、「心筋には横縞模様がある」。

問 30 脳や神経系の働きに関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 脳の毛細血管が中枢神経の間質液環境を血液内の組成変動から保護するように働く機能を血液脳関門という。
b 脊髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢がある。
c 交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質は、汗腺を支配する交感神経を除き、アセチルコリンである。
d 交感神経系の活動が活発になると、肝臓でのグリコーゲンの分解(ブドウ糖の放出)が促進される。

1(a、b) 2(a、d) 3(b、c)
4(b、d) 5(c、d)

【正解2】
a○
b×脊髄ではなく、「延髄」の内容。
c×アセチルコリンではなく、「ノルアドレナリン」である。
d○
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