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3分でわかる!登録販売者の【仕事】

登録販売者の仕事内容 登録販売者とは

2019年に、今後は「医薬品登録販売者」という名称を用いるとしましたが、このサイトでは「登録販売者」と記載しています。

「第2類医薬品」「第3類医薬品」の販売
お客さんへのカウンセリング
医薬品の管理
大きく分けると仕事内容はこの3つ。
それでは1つずつみていきましょう。
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【登録販売者】の仕事内容

1・「第2類医薬品」「第3類医薬品」の販売

一般用医薬品とは、医師の処方箋がなくても購入できる薬です

一般用医薬品は「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」の3つに分類されています。

登録販売者はこのうち「第2類医薬品」と「第3類医薬品」を販売できる資格です

てか「2類」と「3類」しか売れないの?

そう言うけど2類と3類が医薬品の90%以上を占めているから、お店にあるほとんどの医薬品を販売できるってことなのよ

へぇ~、そんなすごいんだ。
いつも普通に買ってるけどレジの人が登録販売者なの?

第2類医薬品と第3類医薬品は、販売する時の説明義務はありません。

とはいえ、購入者から相談があった時には、いつでも情報提供できなくてはいけません。

そのためお店が開いている時間帯には薬剤師、もしくは登録販売者が勤務していることが法律で決められているのです。

つまり、薬剤師も登録販売者もいなければ、医薬品を販売できないというわけです。

レジを打つのは無資格でもOK!重要なのはお店の中に登録販売者がいることです

ただでさえ薬剤師不足と言われているのに、ドラッグストアの売り場に何人もの薬剤師を雇うのが現実的ではありません。

そこで薬剤師には劣るものの、2類と3類を販売できる知識を持った登録販売者はドラッグストアにはなくてはならない存在なのです。

登録販売者がいないと薬の販売ができない
(接客する、しないではなく、不在時の医薬品販売が違法)
資格があれば、薬剤師が不在でも医薬品の90%以上を販売できる
※薬剤師は全ての薬を販売できます

2・お客さんへのカウンセリング

第2類医薬品と第3類医薬品は、販売時の説明義務はありません!

「第1類医薬品」は、薬剤師との対面販売が義務付けられていますが、「第2類・第3類」医薬品には説明義務はありません。

登録販売者が行うカウンセリングとは

  • お客さんが抱えている症状や、病状などを正確に聞き取ること
  • その上で、症状を緩和するためにはどの薬を服用するのが適切か
  • 現在の病気を聞いて、飲んではいけない薬の判断もしなければいけません

ちょっと大変すぎない?

一般のお客さん、特に高齢者はどの薬を使用すればいいのか適切にわかっていない人が多いからカウンセリングはとても重要よ

医薬品の知識が薄い高齢者にも、わかりやすい言葉で説明できることも求められるスキルです。

大変だからこそ重要な仕事ですし、やりがいを持てる仕事でもあるのです。

症状、病状などを正確に聞き取る
症状を緩和する適切かな薬を判断する
副作用や現在の病気をふまえて説明する

3・医薬品の管理

一般用医薬品を販売するには、外部から発注して在庫を管理しなければいけません

製薬会社の営業さんの対応をしたり、仕入れる製品の管理も必要となります。

具体的には、春ならば花粉症対策の薬品を多く揃えたり、冬になったら風邪薬の在庫を増やしたりします。

仕入れる製品を考えるには、常に新商品の情報も知っておかなければいけません。

とはいえチェーン展開している大手ドラッグストアでは、本部の指示や店長が決めることがほとんどでしょう。

そうは言っても、お客さんの中には「テレビCMでやってた薬」「芸能人の〇〇のやつ」など、曖昧な問い合わせが多いため、新商品の情報は常にチェックしておく必要があるのです。

特定の症状が流行る時期が近付いたら、前もって薬を仕入れておく
CMなど新商品の情報をチェックして、すぐ提供できるようにする
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