登録販売者に関するまとめ記事です。
この記事では
- 難易度・合格率
- 勉強方法・勉強時間
- 独学・通信講座の比較
- おすすめテキストや問題集
などを紹介しています。
かなりボリュームがあるけど、目次をタップすれば、好きなところに移動できるよ!
登録販売者の概要
登録販売者とは
薬剤師に次ぐ、薬のスペシャリストです。
薬剤師以外が薬を販売するなら、必ず必要になる国家資格です。
登録販売者の確保が難しい理由
ローソンは前2018年2月期に、登録販売者の筆記試験対策セミナーを350回開催。今年度も約70回のセミナーを開催。
外部からの登録販売者採用にも力を入れるが、ドラッグストアとの人材獲得競争は年々激しさを増している。
こうした環境下で「時給を積み増したり、採用サイトにおカネをかけたりしないと採用が難しい」(荻原部長)ことから、コンビニにとって厳しい状況が続く。
(参考:東洋経済ONLINE)
登録販売者は、毎年、約6.5万人もの受験者がいる超人気資格です。
何年も前から飽和するといわれていますが、まったく足りないというのが現状です。
認定団体
都道府県知事
都道府県によって取り仕切られている『国に認められた公的資格』です。
なぜこのような曖昧な表現になってしまうのか?
「国家資格」という言葉の定義が明確に定められていないからです。
とはいえ、日本医薬品登録販売者協会では
定義が決まっていないため、何をもって「国家資格」とするかだと思う。「国が認める資格=国家資格」とするならば、登録販売者という言葉は法律にも出てくるし、総務省の「国の資格制度一覧」にも記載されている。なので「国家資格」という認識をもっても問題ないと考えている。
(引用:ジョブメドレー)
登販ラボでは、国家資格として扱っています
試験日程
登録販売者の試験は、年1回、8~12月行われています。
年に1回だと「頑張ってやってみよう!」と思ってから受験するまでに、期間が空いてしまう気がします。
しかし、登録販売者試験は、受験ブロックごとに試験日が異なるため、実際に受験するかは別として、最大で年間9~10回チャレンジが可能です。
▼詳しい試験日程はコチラの記事をチェック
これからチャレンジする方は、令和3年度試験に向けて準備しましょう!
受付期間は、試験日の約2~3ヶ月前から。受験地によって異なりますので、必ず都道府県の公式HPから確認して下さい。
受験料・申込方法
受験料(令和2年度試験)
受験ブロックで異なりますが、12,800円~18,100円でした。
申込手続きの詳細は下記の記事にあるので、ここでは大まかな流れだけご紹介します。
●STEP1 受験申請書の入手:該当する都道府県から⼊⼿
●STEP2 受験申請書の提出:受験申請書と必要書類を提出
●STEP3 受験票送付:願書提出後に受験票が届く
●STEP4 受験:試験会場へ行き受験
●STEP5 合格発表:合格者には、都道府県知事から合格通知書が届く
●STEP6 登録証の交付:都道府県に販売従事登録申請を行う
これにより販売従事登録証が発行されます。
受験料を調べる▼
出題範囲・試験時間・合格基準
●出題範囲
・医薬品に共通する特性と基本的な知識 20問
・人体の働きと医薬品 20問
・主な医薬品とその作用 40問
・薬事関係法規・制度 20問
・医薬品の適正使用・安全対策 20問
●試験時間:4時間
・午前・2時間
・午後・2時間
●合格基準
・70%の得点
・各章ごとの正解率が3.5割(または4割以上)
▼詳しい合格基準を知る
登録販売者の難易度(合格率)
登録販売者試験合格率(全国合計数値) | |||
実施時期 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2019年 | 65,288人 | 28,328人 | 43.40% |
2018年 | 65,436人 | 26,996人 | 41.30% |
2017年 | 61,126人 | 26,606人 | 43.50% |
2016年 | 53,346人 | 23,321人 | 43.70% |
2015年 | 49,864人 | 22,901人 | 45.90% |
2014年 | 31,362人 | 13,627人 | 43.50% |
2013年 | 28,527人 | 13,381人 | 46.90% |
合格率の平均は約44%!まぁまぁの合格率です。
あくまで平均値で、受験ブロックにより合格率が20%以下になることもあります。
70%以上の点数を取れば合格、という絶対評価の試験ですからしょうがないですね。
▼さらに詳しい合格率をみる
ちなみに受験者の中には、ドラッグストア就職希望の高校生や大学生も含まれていて、学生でも十分に合格できる資格です。
登録販売者の出題範囲・特徴
実際の過去問を参考に、各章の出題範囲の特徴をまとめてみました。
登録販売者の勉強を始めたばかりでは「わけわからん!」となると思いますが、あくまで参考なのでザっと目を通してみて下さい。
勉強が済めば、これらの専門用語が理解できるようになっているはずです。
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問)
医薬品の本質・効き目・安全性に影響を与える要因・薬害の歴史の問題です。
前半は一般知識のみで答えられる問題が多くありますが、後半に出題される薬害の歴史は、やや難しく感じます。
しかし
- 小児、高齢者の年齢区分や身体機能
- プラセボ効果
- サリドマイド
- スモン
- HIV
- CJD(クロイツフェルト・ヤコブ病
に出題ポイントは絞られていますで、傾向さえ掴んでおけば問題なく解けるでしょう。
第2章 人体の働きと医薬品(20問)
身体の構造と働き、薬の働く仕組み、副作用の症状などの問題です。
「身体の構造と働き」は、内容的に難しくありません。ただし、文章だけで理解しようとすると理解も深まらず、難しく感じるでしょう。
後半部分のポイントは「重篤な副作用」です。
- アナフィラキシー
- 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)
- 中毒性表皮壊死融解症(TEN)
- 接触性皮膚炎
- 光線過敏症
第1章と同様、問われるポイントはほぼ決まっており、苦手意識を克服できれば、むしろ得点源にできるでしょう。
第3章 主な医薬品とその作用(40問)
主な有効成分についての知識や、購入者への情報提供に関する知識の問題です。
問題数が40問と一番多いことからも、登録販売者において重要な科目です。
出題ポイントは
- 解熱鎮痛薬
- 鎮咳薬と去痰薬
- LDL(低密度リポタンパク質)
- HDL(高密度リポタンパク質)
- ビタミンの「欠乏症」
- 婦人薬「温める漢方薬」と「冷やす漢方薬」
- 甘草を含まない漢方薬
「カタカナの成分名」や「漢字の読み方が難しい漢方薬」など、暗記する内容が多い科目ですので、の学習時間をしっかり確保しておきましょう。
第4章 薬事関連法規・制度(20問)
医薬品販売業の許可、医薬品の取り扱い、リスク分類、販売に関する法令等の理解が問われます。
- 第1条についての穴埋め問題
- 「医療用医薬品」「要指導医薬品」「一般用医薬品」の違い
- 「毒薬・劇薬」の表示
- 「特別用途食品」「特定保健用食品」「栄養機能食品」「機能性表示食品」について
- 特定販売
法改正がされると、出題問題も変わるので、最新の情報も入手することが必要です。手引きの改正部分は必ず出題されると思って良いでしょう。
第5章 医薬品の適正使用・安全対策(20問)
医薬品の添付文書の理解や、副作用報告制度、被害救済制度が出題と中心です。
- 医薬品の添付文書の理解
- 医薬品副作用被害救済制度
- 救済給付の支給対象範囲
- 医薬品PLセンター
- 副作用報告時期
- アンプ入りかぜ薬
第5章では、第3章で学んだ成分名や副作用の知識が活かされます。全体的に、毎年似通った問題です。
登録販売者取得のメリット
学生のメリット
就職活動時のアピール材料になる
ドラッグストアや、調剤事務を目指すなら、登録販売者は意欲をアピールするのに最適です。
学生のうちから、
❶薬の成分や接客に目を向けている
❷実際に取得するまで真面目に勉強している
という事実は、十分なアピール材料となります。
履歴書やエントリーシートの資格欄が真っ白という学生は意外に多いです。
私の働くドラッグストアは、パソコンが苦手な人が多いです。
登録販売者だけでなく、マイクロソフトオフィススペシャリスト(ワードやエクセルを扱う資格です)などの基礎資格を持っている学生は、意外に好印象ですよ。
社会人のメリット
登録販売者は、ドラッグストアでは取得必須な資格です。
そのためイヤイヤ取得する人もいるようですが、資格取得後のメリットは大きいです。
メリット
❶どこでも働くことができる
登録販売者として働ける職場は、ドラッグストア以外にもコンビニエンスストアや家電量販店などさまざま。そのため、全国どこへいっても求人があります。
❷復職や働き方の変更がしやすい
育児や介護で一度仕事を辞めても、資格に有効期限がないため復職がスムーズ。子育てや家事で忙しい主婦でも、資格があれば仕事が決まりやすいでしょう。
❸昇進可能
店舗であれば、店舗管理者などへの昇進を目指せます。
❹独立開業
登録販売者は店舗管理者だけでなく、将来的には店舗オーナーなど、独立の道も開けます。
❺知識をプライベートで活かせる
自分の薬を選ぶときにも、登録販売者として培った薬の専門知識を使うことができます。
健康は、お金で買えません。登録販売者の知識は私達が生きる上で身に着けておいて決して損はないでしょう。
登録販売者級の勉強方法(独学か通信講座か)
個人的には、通信講座を利用するのが圧倒的におすすめです。
「登録販売者なんてカンタンなんだから、独学で十分」というのは、受かったから言える言葉です。
そもそも、登録販売者は約6割の人が落ちる試験です。独学でも合格可能ですが、あまり軽くみてはいけません。
加えるならば「合格する」のと「理解する」のは全く別のこと。
登録販売者は、接客の中でこそ生きる資格です。ただ合格するというよりは
- 仕事で使う
- 店舗管理者や店舗オーナーを目指す
- 就職・転職を有利にする
ことが重要になります。
このように活用したいという気持ちがある人は、ぜひ通信講座を利用してほしいと思います。なぜなら次につながる、正しい理解での学習には、通信講座が近道だからです。
通信講座の利用にはたくさんのメリットがあります。
- 合格可能性が高まる
- 合格まで最短距離で走れる
- 基礎がしっかりとできる
- 実務で活かせる知識がつく
登録販売者の学習は、大学の薬学部に行くような高額なものではありません。
少額のコストをケチって時間を無駄にするよりは、通信講座を利用して効果の高い学習をすることをおすすめします。
独学のメリット・デメリット
メリット
費用が安く済むことです。
最小の費用で資格を取得したいなら、通信講座を利用せず最低限のテキスト・問題集で受験に挑むことになります。
「費用」を最重視するのであれば、独学の一択でしょう。
さらに独学では、自分のペースで好きに学習を進められるメリットもあります。
過去の資格試験など、自分のペースで成果を出せてきた人には向いているかもしれません。
デメリット
正確な理解ができないまま学習が進む可能性があります。
登録販売者はお客様に正確な説明が必要です。
独学で合格した人は「本質的な理解ができていない」人が多い傾向にあります。
私の職場にいる登録販売者も、合格した後でも「え?そんなことも分かっていなかったの?」という状態でした。
「資格手当が欲しい」「履歴書に書ける資格が欲しい」だけならともかく、「実務や実生活で使える知識が欲しい」のであれば、独学は避けた方が良いでしょう。
また、ペースを掴めないまま脱落してしまう可能性が高いというデメリットもあります。
独学は誘惑も多いので、モチベーションが保てないと挫折してしまうかもしれません。
「誘惑を避けるためにカフェを利用して、通信講座より高くついた!」という話もあるので、計画はしっかり立てましょう。
通信講座のメリット・デメリット
メリット
圧倒的な学習効率です。
- 合格率を高めるテクニック
- 薬に対する理解を深める本質
両方の面で、通信講座は最高の効率を発揮しています。
市販のテキストとも比較しましたが、通信講座のテキストの完成度、質問に対するわかりやすい解答などにはいつも驚かされました。
通信講座の講師たちは「合格させる・理解させる」ことに特化したプロフェッショナル集団です。
手引きの改正があれば、すぐに改訂資料が届きますし、通信講座を上回る効率で独学するのは、なかなか難しいのではないでしょうか?
「一発で受かりたい!」「ちゃんと知識を身に着けたい!」…そう思うなら、通信講座への投資は安いものだと思います。
また、いつでも講師に質問できるというのも、通信講座の大きなメリットでしょう。
登録販売者は、薬のスペシャリスト。専門的な内容なため理解しづらいところも多々あります。
独学の場合、悩んでいる状態から正しい理解にもっていくのはかなり難しいです。通信講座を利用していれば、いつでも講師に質問して問題を解決することができます。
「わからないこと」を1つずつクリアしていった受験生と、うやむやのまま、なんとなく得点力が取れるようになった受験生では、後々大きな差がつくのです。
デメリット
独学と比較して費用がかかること。
ただ、トータルで考えると、さほど高い費用ではありません。
通信講座の費用が高いかどうかは、
- 非効率な学習法で時間をたくさんムダにする
- 1度で受からず、受験料が何回分もかかる
- テキストを何冊も買うハメになる
- 不合格になっているうちに試験範囲が変わる
といった可能性も考えて判断すると良いでしょう。
登録販売者の勉強方法(独学)
「それでもやっぱり独学!」という人のために、まずはしっかり合格するための独学勉強法を解説します。
独学の基本姿勢
- テキスト&問題集を最後までやる
- 過去問を完璧にやる
この2つです。
テキスト&問題集を「最後までやる」こと、過去問は「完璧にやる」ことに注目して下さい。テキストと問題集はさらっとやって、過去問に注力が◎です!
登録販売者を目指して働く同僚をみて、初学者が独学で登録販売者の本質まで理解するのはかなり難しいと思います。
一方で「合格」だけなら、そこまで難しくありません。
つまり、独学の場合は「理解」を優先すよりも「合格」だけを考えて過去問をマスターすることがポイントになります。
イメージでいうと「なぜそうなるのか?」を理解するというより、「この問題の出し方ならばこうなる」と身体で覚えて対応してしまおうということです。
問題の出題傾向とクセを、身体に教え込みましょう。
繰り返しになりますが、独学の場合、テキストと問題集についてはさらっと流すにとどめ、過去問を徹底的に学習することが最重要事項となります。
独学のおすすめテキスト
登録販売者は、受験生が多いため、教材もそれなりに種類があります。
試験傾向が安定しているため、優良な試験対策教材がたくさんあり、独学志向の人にとっては、喜ばしい状況だと思います。
どの教材も優良ですが、ここでは、おすすめをNO.1だけを紹介しよう思います。
それは「ユーキャンの登録販売者 速習テキスト&重要過去問題集」です。定番です。
- 説明が簡潔、図表が豊富で初学者にも分かりやすい
- テキストと問題集が一体になっていて学習効率が良い
- オールカラーで売上No.1の人気シリーズです
テキストだけなら、これ1冊で十分でしょう。
あれもこれもと手を出すより、1冊を何度も繰り返すほうが記憶の定着は高まります。
独学のおすすめ問題集(過去問)
先ほど紹介した「ユーキャンの登録販売者 速習テキスト&重要過去問題集」にも過去問があるのですが、200題と若干少ないです。
過去問題集なら「令和3年版 全国登録販売者試験過去問正解」
過去問題集というタイトルで、抽出問題しか掲載されていない問題集が多いのですが、こちらは全ての問題が掲載されています。
つまり、本番さながらの学習ができるのです。
直近の過去問をしっかり解ければ、ほぼ合格できると思います。
「ユーキャンのテキスト」と「過去問正解」この2冊をしっかりできれば、必ず合格レベルに達することができますので安心して学習に臨んでください。
独学の方法
スケジュールの立て方
大きく分けて、3段階の勉強方法です。
❷答えを見ながら、過去問を解く
❸実戦形式で過去問を解く
過去問題を、最低でも過去3年分解いてみる。どれだけしっかり解くかで、勉強時間が大きく変わります。
ちなみに、通信講座の場合平均学習時間は240時間です。
この勉強時間を前提に4か月でやるか、8か月でやるか、自分なりに調整してみて下さい。
※1か月や1週間で受かるのは効率の良い人の話。普通の人には、あまり参考になりません。
テキスト・過去問の使い方(勉強方法)
❶「ユーキャンの登録販売者 速習テキスト」を1回やり通す
とにかくやり通せばよいです。完璧に仕上げる必要はありません。
読み進めて、問題を解いて、とにかくページを進めることに。この時点では、暗記を頑張る必要もありません。
❷「全国登録販売者試験過去問正解」を解く(答えは見ながらでもよい)
テキストが読み終わったら、過去問題を解きましょう。最初はハードルが高いと思いますが、分からないところは答えを見ながらどんどん進んで下さい。
独学の場合、理解よりも正解率を上げることが優先ですから、無意味に頭を悩ませる必要はありません。
※「ユーキャンの登録販売者 速習テキスト」は、この時点では辞書のように使いましょう。
❸実戦形式で過去問を解きなおす
合格に向けて、今度は答えを見ずに過去問を解きなおしましょう。
本番の試験は4時間ですから、同じ時間で解いていきます。
このとき正解することができた問題は、もう2度と解かなくてOKです。反対に、不正解だった問題には、しっかりと印をつけておきましょう。
あとは本試験前までに印がついている問題を、正解するまで解き続けましょう。
過去問のほとんどが解ける状態になっていれば、本試験でも問題ないと思います。
自分自身の手ごたえで、
- 過去問を5年分やるか
- 他のブロックも勉強するか
判断してください。
個人的には、直近5年分を1~2回解くのがちょうどよいボリュームだと思います。
過去問題はこの記事からダウンロード!▼
登録販売者の勉強方法(通信講座)
通信講座の基本姿勢
とにかく講師の指示・テキストを信じる。この1点です。
例えば、添削指導のには真剣に耳を傾ける必要があります。
- この問題は、間違えが多いので繰り返し解きましょう
- 〇〇の部分は、きちんとマスターできていますね
- 間違えた問題は、テキスト1の内容なので解説をみながら復習しておきましょう
通信講座の特徴は、優秀な講師が自分の頑張りを認めてくれるところです。
「ダメな部分は指摘する。できるところは認めてくれる。」
この判断については、通信講座の講師はプロです。
自分の成長を見てくれる人がいることは、モチベーションを保つにはとても重要です。
誰の力もいらない、一人で頑張れる人は、最初から独学の方が良いことになります。
せっかく通信講座を使うなら、その効果を最大限発揮するためにも、講師の指示・テキストを信じましょう。
通信講座でうまくいく人の特徴
添削指導を信じられる人・あれもこれもと手を出さず、通信講座の教材を完璧にマスターできる人です。
「わたしは、自分のやり方でやります」
「同時に他の教材もやったら、合格率があがるかも」
という人でうまくいく人は少数派です(講師談)
通信講座は、合格のノウハウを持ったプロ集団なので、自分はとにかくカリキュラムを完璧にこなすことだけに意識を集中しましょう。
いわれた通りにするだけで、結果は自然とついてきます。
通信講座で失敗する人の特徴
上記で書いた「成功する人」と裏表ですが、講師の指示を守らない人・たくさんの教材に手を出す人です。
高校・大学受験と、塾にも行かず、自力で成果を出してきた人ならそれでもかまわないと思います。(それなら独学の方が良くなってしまいますが…)
とはいえ、繰り返しになりますが
- 通信講座が持っている、登録販売者のノウハウ
- 登録販売者・取得前の個人がもっている、登録販売者のノウハウ
どちらが優秀かと問われれば、①通信講座のノウハウのほうがよいと考えるのが自然でしょう。
なんといっても通信講座は、資格取得のプロですから。
自分よりもノウハウを持った人はいますので、通信講座のカリキュラムを謙虚な気持ちでこなしましょう。
おすすめの通信講座
通信講座は複数ありますが、登販ラボでおすすめしているのは、ユーキャンです。
科学的に解析され、厳選された超効率的な学習法で、時間・価格両面でのコスパが最高。
- ポイントを押さえて勉強時間の短縮
- 効率重視で合格したい
- 学習の計画の立て方がわからない
という人に向いています。重要なポイントを、きちんと理解して進むことができます。
紙のテキストに定評のあるユーキャンですが、学びオンラインプラスを使えば、スマホ学習でスキマ時間を活用できます。
こういうちょっとした利便性が、合格と挫折を分けたりするのですよね。
※資料を請求すると、合格までのスケジュールがわかります。見てから決めればOKなので、とりあえず請求だけしておきましょう。
もっと詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。
登録販売者は、日常でも活かせる資格。
長い目で見れば、ここで通信講座を利用するメリットはかなり大きいです。間違った理解で学習が進むと、将来どこで足をすくわれるか分からないですからね。
「正しい知識で接客がしたい!」「出世もしたい!」という方は、将来への投資だと思ってユーキャンを始めてみて下さい。
※49,000円と高く感じる講座費用ですが、8か月、240時間が基本の勉強時間です。
これを時間あたりに計算すると・・・。
一時間当たり、たったの204円です!
資格を取ればもっと大きな金額となって帰ってくるのですから、未来の自分にこのくらいの払う価値はあるはずです。
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