こんな質問に答えます!
試験問題は、
●厚生労働省が決めた「試験問題作成に関する手引き」をもとに作られています。
●手引きは定期的に改訂されるから、最新の情報を確かめることが重要です。
「試験問題作成に関する手引き」は、過去の履歴を見ると、おおよそ年に一度改訂されています。
もちろん、改訂がなかった場合には前年と同じ勉強内容・同じテキストを使用して構いません
とはいえ、いつ改訂に気付かなければ、試験直前になって「試験内容が変わっていた!」なんてことになりかねません。
そこで今回は、登録販売者試験の試験問題について
❷改訂に対する対策
❸改訂内容を知る方法
について紹介していこうと思います。
ちなみに、試験科目は以下の通りです。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問)
・人体の働きと医薬品(20問)
・主な医薬品とその作用(40問)
・薬事関係法規・制度(20問)
・医薬品の適正使用・安全対策(20問)
【登録販売者】試験問題改訂はいつ?
毎年ではありませんが、通常3月30日に厚生労働省のHPで発表されます
・平成27年4月→改訂あり
・平成28年3月→改訂あり
・平成29年→改訂なし
・平成30年3月→改訂あり
・令和元年→改訂なし
・令和2年→改訂なし
直近の改訂は平成30年だから、今は平成30年度(2018年)改訂版が最新だね!
令和になり2年連続で改訂が行われていないので、来年は改訂されるかもしれません。
試験の出題範囲にも影響が出るので、改訂の有無はしっかりチェックしておきましょう。
【登録販売者】試験問題改訂の対策方法
最もおすすめの対策方法は改訂版のテキストを購入することです
改訂といっても一部ですので、最初から勉強をやり直していたら時間がいくらあってもたりません。
このあと説明しますが、自分で改訂の内容を抽出して見分けるのは結構大変な作業です。
作業時間を考えると、改訂版のテキストを購入し直すほうが(多少のお金はかかりますが)よっぽど効率よく勉強をすすめられるでしょう。
改訂が気になって勉強が始められないのは一番時間がもったいないですよ!
3月に改訂があり、そこから改訂版のテキストを作ると発売日は早くて5月~7月。
またはそれ以降だったりとテキストによってまちまちです。
そのため今あるテキストで勉強し、いつでも改訂に対応できる準備をしておきましょう。
具体的な準備としては
❶改訂されない「人体の構造と働き」や「医薬品の成分名」の部分から勉強をはじめる
❷変更されやすい第4章の「薬事関係法規・制度」を後回しにする
上記の方法がおすすめです。
通信講座では、改訂内容を郵送してくれるなど、高額な分サポート体制も整っているので、自分でなにかをする必要はありません
とはいえ「愛着のあるテキストを手放したくない!」という方には自分で改訂内容を調べる方法を紹介していきますね。
改訂の内容を調べる方法
改訂が行われると、新しい「作成に関する手引き」が厚生労働省のHPに掲載されます
下の引用は北海道のホームページですが、平成30年3月に改訂された手引きから問題を出題していることがわかります。
第1 登録販売者試験問題について
登録販売者試験 については,「登録販売者試験の実施について」(平成19年8月8日付け薬食総発第0808001号厚生労働省医薬食品局総務課長通知)によりお示しした「登録販売者試験実施要領」において、試験は「試験問題の作成に関する手引き」から出題するものとされています。第2 「試験問題の作成に関する手引き」の改訂について
「試験問題の作成に関する手引き」が平成30年3月に改訂されました。
改訂があると、内容が更新されるよ!
改訂があった場合は、厚生労働省のHPで改訂履歴入りの手引きを確認することができます。
やり方は、
❶まず厚生労働省の試験問題作成に関する手引きに入る。
❷上のリンクから「平成27年4月版(正誤表反映版)からの改正履歴入り(PDF)」を開く。
※改訂箇所が赤字で書かれており、変更がすぐにわかるようになっています。
とはいえ393ページもあり、自分で改訂内容を確認するにはかなりの根気と時間が必要なので、あまりおすすめできません。
よくわからんし、393ページも調べたくない!
通信講座は高額な分、改訂内容を郵送してくれるなど、サポート体制が整っているので自分で調べる必要がありません!
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平成30年以降改訂されていないため、令和3年は改訂の可能性が高い。
それを見越し、早い時期から通信講座で勉強を始めるのがオススメです。