この科目の目的はこれ!
❶身体の構造と働き、薬の働く仕組み、副作用の症状等に関する基本的な知識を、購入者への情報提供や相談対応に活用できること
・令和2年・北関東①薬事に関する法規
・令和2年・北関東②医薬品に共通する特性
・いまココ▶③人体の働きと医薬品
・令和2年・北関東④主な医薬品とその作用
・令和2年・北関東⑤医薬品の適正使用
令和2年度(2020)・北関東ブロック【午前】
▼令和2年度・登録販売者試験(税込2200円)
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それでは解説スタートです!
人体の働きと医薬品(全20問)
問 1
口腔及び食道に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 唾液は、リゾチームを含んでいる。
b 唾液によって口腔内はpHがアルカリ性に保たれ、酸による歯の齲蝕を防いでいる。
c 歯の齲蝕がエナメル質に達すると、神経が刺激されて、歯がしみたり痛みを感じるようになる。
d 食道の上端と下端には括約筋があり、胃の内容物が食道や咽頭に逆流しないように防いでいる。
a b c d
1 誤 誤 正 誤
2 誤 正 正 正
3 正 誤 正 正
4 正 誤 誤 正
5 正 正 誤 誤
問 2
膵臓に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 膵臓は、消化腺であるとともに、血糖値を調節するホルモン(インスリン及びグルカゴン)等を血液中に分泌する内分泌腺でもある。
b 膵液は、弱アルカリ性で、胃で酸性となった内容物を中和する。
c 膵臓は、脂質を消化する酵素は供給していないが、炭水化物とタンパク質を消化する酵素を供給している。
a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 誤 正 誤
4 誤 誤 正
5 正 誤 正
問 3
栄養分の代謝及び貯蔵に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。
小腸で吸収された( a )は、血液によって( b )に運ばれて( c )として蓄えられる。
1 aブドウ糖 b肝臓 cグリコーゲン
2 aグリコーゲン b膵臓 cブドウ糖
3 aブドウ糖 b膵臓 cグリコーゲン
4 aグリコーゲン b肝臓 cブドウ糖
問 4
胆汁及び肝臓に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 胆汁に含まれる胆汁酸塩は、水溶性ビタミンの吸収を助ける。
b 腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は、大腸で再吸収されて肝臓に戻される。
c アルコールは、胃や小腸で吸収されるが、肝臓へと運ばれて一度酢酸に代謝されたのち、さらに代謝されてアセトアルデヒドとなる。
d アミノ酸が分解された場合等に生成する尿素は、肝臓においてアンモニアへと代謝される。
a b c d
1 誤 正 誤 正
2 正 正 正 誤
3 誤 誤 正 誤
4 誤 誤 誤 誤
5 正 誤 正 正
問 5
大腸に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンK等を産生している。
b 大腸では、水分とナトリウム、カリウム、リン酸等の電解質の吸収が行われる。
c S状結腸に溜まった糞便が下行結腸へ送られてくると、その刺激に反応して便意が起こる。
d 大腸の内壁には輪状のひだがあり、その粘膜表面は絨毛(柔突起ともいう)に覆われてビロード状になっている。
1(a、b) 2(a、d)
3(b、c) 4(c、d)
問 6
血液に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 血管の損傷部位では、血小板から放出される酵素によって血液を凝固させる一連の反応が起こり、血漿タンパク質の一種であるフィブリンが傷口で重合して線維状のフィブリノゲンとなる。
b アルブミンは、その多くが、免疫反応において、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物を特異的に認識する抗体としての役割を担う。
c 好中球は、白血球の約5%と少ないが最も大きく、強い食作用を持つ。
d 赤血球は、銅と結合したタンパク質であるヘモグロビンを含み、副腎髄質で産生される。
a b c d
1 誤 正 誤 誤
2 正 正 誤 正
3 誤 誤 誤 誤
4 誤 誤 正 正
5 正 正 正 誤
問 7
脾臓及びリンパ系に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a リンパ液の流れは主に平滑筋の収縮によるものであり、流速は血流に比べて緩やかである。
b 脾臓の主な働きは、脾臓内を流れる血液から古くなった白血球を濾し取って処理することである。
c リンパ管には逆流防止のための弁がある。
d リンパ節の内部にはリンパ球やマクロファージ(貪食細胞)が密集している。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d)
4(b、d) 5(c、d)
問 8
腎臓に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。
腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった( a )を形成する。( a )の外側を袋状の( b )が包み込んでおり、これを( c )という。
1 a腎小体 bボウマン嚢 c糸球体
2 a腎小体 b糸球体 cボウマン嚢
3 a糸球体 bボウマン嚢 c腎小体
4 a糸球体 b腎小体 cボウマン嚢
5 aボウマン嚢 b糸球体 c腎小体
問 9
目に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 眼瞼は、むくみ(浮腫)等、全身的な体調不良の症状が現れにくい部位である。
b 目を使う作業を続けると、眼筋の疲労のほか、遠近の焦点調節を行っている虹彩の疲労等を生じる。
c 角膜には血管が通っており、房水を介さずに栄養分や酸素が供給される。
d 視細胞には、色を識別する細胞と、わずかな光でも敏感に反応する細胞の2種類があり、後者が光を感じる反応にはビタミンEが不可欠である。
a b c d
1 誤 誤 正 正
2 誤 正 誤 誤
3 正 正 誤 正
4 正 正 正 誤
5 誤 誤 誤 誤
問 10
外皮系に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。
表皮の最も外側にある( a )は、細胞膜が丈夫な線維性のタンパク質である( b )でできた板状の角質細胞と、リン脂質の一種である( c )を主成分とする細胞間脂質で構成されており、皮膚のバリア機能を担っている。皮膚に物理的な刺激が繰り返されると( a )が肥厚して、たこやうおのめができる。
1 a角質層 bケラチン cセラミド
2 a角質層 bセラミド cケラチン
3 a皮下脂肪層 bケラチン cセラミド
4 a皮下脂肪層 bセラミド cケラチン
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