●登録販売者試験て、地域ごとに難易度が違うってホント?
●登録販売者試験、いちばん受かりやすい県はどこ?
●カンタンな地域で受験すれば、ラクラク合格できるよね!
今回は、こんな人に読んでほしい!
2019年・全国平均合格率は43.4%
最も受かりやすいのは北海道で64.3%
最も難いのは埼玉県で23.4%でした。
40%も差があったんだ…
この記事で伝えたいこと
● 登録販売者試験は、実際に受かりやすい県がある
● しかし「受かりやすい県だけの受験は」オススメしない
● 複数受験は学習量が増え、独学では挫折する可能性が高い
試験問題には地域ごとのクセがある。
受験する数が増えれば、勉強量が増えるのは覚悟しよう。
途中で「勉強が間に合わない」と焦りたくない人は、ぜひ始めから通信講座を活用して下さい。
どんな資格も基本は絶対。何事もはじめが肝心です。基礎の理解をしっかり固めて、ぜひ「使える」知識を手に入れて下さい。
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登録販売者試験 合格率(全国平均)
登録販売者試験合格率(全国合計数値) | |||
実施時期 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2020年 | 52,959人 | 21,953人 | 41.50% |
2019年 | 65,288人 | 28,328人 | 43.40% |
2018年 | 65,436人 | 26,996人 | 41.30% |
2017年 | 61,126人 | 26,606人 | 43.50% |
2016年 | 53,346人 | 23,321人 | 43.70% |
2015年 | 49,864人 | 22,901人 | 45.90% |
2014年 | 31,362人 | 13,627人 | 43.50% |
2013年 | 28,527人 | 13,381人 | 46.90% |
過去8年間の全国平均合格率です。
2015年から受験資格が撤廃され、受験者数は増えましたが、合格率はそれほど変わっていません。
実際、2015年以前の受験者は「職場から言われ、ただ受験しただけ」という人も多くいます。
どんなに実務経験があっても、勉強しなければムリ
登録販売者は、正しい学習方法さえわかれば、誰でも合格できる試験。
とはいえ、6割が不合格。
つまり登録販売者に落ちるのは、まったく珍しいことではありません。
都道府県別「難易度&合格率」
●受かりやすい県で受験したいけど、そもそも自分の住んでる県の合格率はどうなの?
自分の住んでいる県の合格率が高ければ◎
まずは、自分の住んでいる県の合格率を確認しましょう。
登録販売者試験合格率(都道府県別) | ||||
2019年 | 2018年 | 2017年 | 平均合格率 | |
北海道 | 64.30% | 58.60% | 62.40% | 61.70% |
青森県 | 61.00% | 49.80% | 54.20% | 55.00% |
岩手県 | 56.90% | 50.60% | 57.40% | 54.90% |
宮城県 | 61.90% | 56.60% | 62.10% | 60.20% |
秋田県 | 57.00% | 49.00% | 60.50% | 55.50% |
山形県 | 60.00% | 52.80% | 57.90% | 56.90% |
福島県 | 59.20% | 47.50% | 56.60% | 54.40% |
奈良県 | 57.50% | 41.60% | 51.70% | 50.20% |
福井県 | 40.70% | 19.50% | 37.30% | 32.50% |
滋賀県 | 58.80% | 29.30% | 41.60% | 43.20% |
京都府 | 38.60% | 51.60% | 49.60% | |
兵庫県 | 36.20% | 51.20% | 48.70% | |
和歌山県 | 30.90% | 38.80% | 42.80% | |
大阪府 | 48.40% | 49.70% | 52.30% | |
徳島県 | 32.50% | 44.60% | 45.30% | |
埼玉県 | 23.40% | 32.10% | 38.40% | 31.30% |
千葉県 | 24.80% | 36.00% | 40.50% | 33.70% |
東京都 | 26.00% | 35.40% | 42.70% | 34.70% |
神奈川県 | 28.20% | 39.40% | 46.60% | 38.10% |
茨城県 | 35.50% | 37.30% | 33.70% | 35.50% |
栃木県 | 32.10% | 35.60% | 30.40% | 32.70% |
群馬県 | 34.60% | 36.00% | 32.40% | 34.30% |
新潟県 | 35.80% | 41.70% | 33.20% | 36.90% |
山梨県 | 38.40% | 36.90% | 32.60% | 35.90% |
長野県 | 37.50% | 37.50% | 30.10% | 35.00% |
富山県 | 43.70% | 35.50% | 49.00% | 42.70% |
石川県 | 37.10% | 34.60% | 43.90% | 38.50% |
岐阜県 | 42.30% | 37.20% | 47.60% | 42.30% |
静岡県 | 53.20% | 47.40% | 56.40% | 52.30% |
愛知県 | 48.40% | 42.00% | 50.30% | 46.90% |
三重県 | 47.50% | 44.20% | 51.30% | 47.60% |
香川県 | 31.70% | 38.70% | 45.00% | 38.40% |
愛媛県 | 34.00% | 36.00% | 39.50% | 36.50% |
高知県 | 25.00% | 34.70% | 33.50% | 31.10% |
鳥取県 | 29.60% | 28.50% | 27.10% | 28.40% |
島根県 | 39.60% | 30.60% | 31.30% | 33.80% |
岡山県 | 34.30% | 28.40% | 27.40% | 30.00% |
広島県 | 46.60% | 34.40% | 36.90% | 39.30% |
山口県 | 37.10% | 30.50% | 27.00% | 31.50% |
福岡県 | 44.20% | 52.70% | 33.40% | 43.40% |
佐賀県 | 42.10% | 48.70% | 29.70% | 40.10% |
長崎県 | 48.20% | 55.50% | 32.90% | 45.50% |
熊本県 | 40.90% | 57.00% | 33.90% | 43.90% |
大分県 | 46.20% | 51.10% | 34.80% | 44.00% |
宮崎県 | 39.30% | 46.10% | 34.10% | 39.80% |
鹿児島県 | 35.40% | 43.90% | 32.10% | 37.10% |
沖縄県 | 30.80% | 46.10% | 26.60% | 34.50% |
どうでしたか?
福井県や鳥取県の人は、合格率が低くてショックだったかもしれません。
次は、ベスト&ワースト3を紹介します
登録販売者試験「合格率ベスト&ワースト3」
●結局、どこがいちばん受かりやすいの?
1位:北海道
2位:東北ブロック
3位:北陸・東海ブロックでした
過去6年間のデータをまとめて発表します
47都道府県別合格率 ベスト&ワースト | ||
実施時期 | ベスト | ワースト |
2019 | 第1位 北海道 64.3% | 第47位 埼玉 23.3% |
第2位 宮城 61.9% | 第46位 千葉 24.8% | |
第3位 青森 61.0% | 第45位 高知 25.0% | |
2018 | 第1位 北海道 58.6% | 第47位 福井 19.5% |
第2位 熊本 57.0% | 第46位 岡山 28.4% | |
第3位 宮城 56.6% | 第45位 鳥取 28.5% | |
2017 | 第1位 北海道 62.4% | 第47位 沖縄 26.7% |
第2位 宮城 62.1% | 第46位 鳥取 27.1% | |
第3位 秋田 60.5% | 第45位 山口 27.1% | |
2016 | 第1位 兵庫 55.8% | 第47位 島根 26.9% |
第2位 静岡 55.7% | 第46位 山口 28.5% | |
第3位 愛知 55.2% | 第45位 岡山 30.4% | |
2015 | 第1位 岩手 66.2% | 第47位 愛媛 22.6% |
第2位 北海道 65.0% | 第46位 高知 26.1% | |
第3位 秋田 64.2% | 第45位 香川 27.5% | |
2014 | 第1位 静岡 57.2% | 第47位 佐賀 16.5% |
第2位 岩手 56.6% | 第46位 鹿児島 17.7% | |
第3位 兵庫 55.2% | 第45位 宮崎 18.3% |
受かりやすい県ランキング
過去6年、合格率の平均です
● 合格率1位:北海道59.8%
(北海道)
● 合格率2位:岩手県56.4%
(東北ブロック)
● 合格率3位:秋田県55.5%
(東北ブロック)
● 合格率4位:静岡県53.2%
(北陸・東海ブロック)
● 合格率5位:奈良県51.0%
(奈良県)
● 合格率6位:愛知県50.6%
(北陸・東海ブロック)
● 合格率7位:兵庫県50.4%
(関西広域連合ブロック)
●試験問題は各ブロック共通。受かりやすい県は
1位:北海道 59.8%
2位:東北ブロック 56.4%
3位:北陸東海ブロック 53.2%
となりました。
登録販売者試験は日程さえ合えば、どの都道府県でも受験可能です。
ブロックによって試験の難易度が違うなら、住んでいる県に加えて「1~2か所」複数ブロックで受験するべきです
複数受験するなら、複数県の過去問が必要だよね。
てことは、その分勉強量は増えるのか…。
複数受験に「独学」はオススメしない
●登録販売者、カンタンなブロックで受験するから独学で十分だよね
繰り返しますが、登録販売者は、正しい学習方法さえわかれば、誰でも合格できる試験。
ですが、独学はあまりオススメできません。
なぜなら、独学で勉強しても、知識不足でクセのある問題に対応できないからです。
きちんと知識をつけないと、地域のクセに対応できないので、独学でチャレンジするのは、やめた方がいいと思います
独学NG理由①ひねった問題に対応できない
登録販売者はかなり特殊なスキルです。医療用語も多く、日常では使わない漢字も多くあります。
登録販売者を独学で学ぶと
●独自の理解
●丸暗記
●語呂合わせ
などで乗り切ってしまっているわけで、応用問題に対応できません。
最近では、突然ひねった問題が出題されることもあり、知識が身についているか試されます。
基礎を正しく理解しているかどうかで、応用力が違ってきます。なにごとも、最初が肝心!
せっかく勉強したのに、本試験がひねった問題ばかりで解けないなんて、もったいないと思いませんか?
独学は、理解をともなわない知識詰め込みになりかねないので、オススメできません。
独学NG理由②住んでいる県で受からない
他県で受験する場合は、
●前日に現地入り
●ホテルで1泊
するのが一般的ですが、家庭の事情などで突然行けなくなったという話はよく聞きます。
令和2年度は、コロナウイルス感染症があり、都道府県をまたいでの受験ができませんでした。
令和3年がどうなるかはわかりませんが…。
登録販売者は独学でも受かるとはいえ、世間で言われるほどカンタンなわけでもありません。
受験するブロックの対策ができなければ、平気で落ちる試験です。
「カンタンなブロックで受験するから」と住んでいる県の学習がおろそかになったら受かりません
せっかく登録販売者にチャレンジするのなら、独学・我流の勉強法で、自分のチャンスをつぶさないようにしてください。
独学NG理由③受験地域の数だけ対策が必要になる
繰り返しになりますが、合格率は40%程度の試験ですから、受験者の6割は不合格。
試験問題には地域ごとのクセがあるので、受験ブロックにあわせた勉強が必要です。
受験するブロックの過去問題は、最低でも3年分は解きましょう。
複数受験するなら、その分学習量が増えるのは覚悟しよう
カンタンな地域での受験は、
●ラクラク合格ではなく
●勉強量が増えるので
1か所の受験よりも、効率の良い勉強が求められるのです。
効率よく知識を手に入れて、しっかり対策をするなら、オススメは通信講座の活用です
●長年培ってきたノウハウで
●効率よく
●学習スケジュールも教えてくれて
●一発合格
これをさせるのが、通信講座のお仕事ですから、受験者はずいぶんと助かります。
良い通信講座のノウハウは、試験合格のノウハウも薬の解説ノウハウも、相当なもの。
試験対策に自分で頭を悩ませなくても、講師の言う通りに勉強すればしっかり対策できるというわけです。
独学で自己流の勉強をして、遠回りにならないようにしてくださいね
資料を請求すると、合格までのスケジュールがわかります。見てから決めればOKなので、とりあえず請求だけしておきましょう。
※ユーキャンの登録販売者座は、ホントに学習がはかどります。詳細が気になる方は、以下の記事もご覧ください。